2009年12月21日月曜日

凡事徹底!

昨日の練習では、
「曲を止めず最後まで弾ききる練習の意義」をお話しした。
私も誰かから聞いた話である。

練習ではうまくいったのに、本番ではうまく行かなかった
という話をよくうかがう。
あるいは、間違いそうにないところを本番で間違ったという話も
よくうかがうし、私もある。
大きな理由として、緊張感や疲労、あるいは気が抜けていたこと等から
くるミスがあるそうである。
また、普段からの凡事徹底ができていないことによるミスもあるそうだ。

自宅等での練習では、ミス等をするとそこで止めてしまいがちである。
しかし、それでは本番を意識した徹底した練習にはなっていないそうである。
時間があれば最後まで弾ききる練習は大事なのだそうだ。

プロは本番では、150%以上の全力では弾かないそうである。
曲全体を考えて120%位の力で弾くそうである。
そうすると、息切れしたりしないし、緊張感や疲労から来るミスは
しないそうである。また練習でミスしても、そこから自分の癖を反省し、
次に活かすそうである。
大体アマは最初から全力を出し切って、最後でつまづいたりミスしたりする。
ただし、「プロは、アマが200%出す実力を、毎回出している」
と言われる。トレーニングの仕方が違うからであろう。

また、プロは凡事を徹底するし、毎回同じ練習と同じ集中力を
保つそうである。イチローの毎日同じトレーニングや食事等を
徹底している話は有名であるが、凡事こそ集中してきちんと
トレーニングをしておくと本番でもミスは少ないそうである。

プロもミスすることはあるが、イチローや王貞治氏は、
ミスは基本的に自分には絶対に許さないそうである。
まさにプロの真髄か。

また、ミスをいつまでも引きずらず、次回は必ずリベンジすると
信念に燃えて取り組むと必ず向上できるそうである。
プロでも引きずる人は確かにいるが。

昨日の女性陣の演奏も、リベンジに燃えた演奏だったのだろう・・・
落ち込んでばかりいたら、リベンジしようという思いも
出てこなくなるそうだから。
たかマン流の女性陣の結束力の堅さを感じたし、
リベンジに燃える中にも音楽を楽しもうという姿勢を感じた。
良い演奏であったと思います。
もちろん、他の演奏者も・・・

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