2009年9月21日月曜日

演奏の模様をライブ中継???


<練習>
13時過ぎに訪問。
控え室でセッティングし、各曲ザッと通す。
楽器紹介は、たかマンの皆様からのご意見で
浜辺の唄の主旋律を各楽器で演奏し、
その後全員で浜辺の唄の数小節を演奏することにした。
練習は本番5分前までかかる。

<本番>
14時から本番。
*本番前に撮影した会場風景



本番5分前に会場へ。
すでに数名の方がお待ちであった。
幹事役のスタッフさんが来られるまでお待ちする。
もちろん、スタッフさんはほぼ全員、
入所者を車椅子で押して連れてきて下さった。
早く始めてやと言われたおじいさんもおられ、
少し気にはなったが、5分位で始められた・・・

ここからは演奏の模様を、私が独断でライブ中継???

<スタッフ>
今日は高槻からマンドリン倶楽部の方々にお越し頂きました。
たくさん歌も歌えるようです。
それでは、よろしくお願いします。

<MC:私>
皆様こんにちは、高槻からやってまいりました。
たかつきマンドリン倶楽部です。
今日は皆様と一緒に演奏したり歌ったりして
大いに楽しみたいと思っています。
お手元の歌詞カードを見て歌って下さい。

皆様は、マンドリン演奏を何度も楽しんでおられるそうですね。
でも、今日初めてマンドリンを聴かれる方はお手を上げて下さい。
(数名挙手)
ありがとうございます。
今日はマンドリンの楽器紹介も行います。
マンドリンは後でも紹介しますが、
2本の弦を鳴らして弾いています。
それでは早速演奏に移ります。

1.「浜辺の唄」
日本人は浜辺が大好きで、
ひとりたたずんで物思いに耽るのが好きですね。
「母なる海」・「母なる大地」とも言いますが、
海や浜辺には癒しがあるようですね。
我々の演奏を聴いて頂き、昔のことを懐かしんで頂ければ幸いです。
 (浜辺の唄は歌って頂かなかったが、
  小さい声ながら数名の方が歌っておられた。)

2.「花」:唄
さて、ここからは皆さんと歌って楽しみたいと思います。
花という題名の曲はいろいろありますが、
「春のうららの隅田川~」で有名な曲を演奏します。
日本人は花が好きですし、心の花というくらい花も癒しの効果が
ありますね。
 (たかマンメンバーは気づいていなかったと思うが、  
  入所者の方で知的障害があると思われる女性の方が
  練習中にドアの後ろで見学しておられ、
  その方が一番前の席でしょっちゅう私に
  今どこを歌えば良いのか等聞いてこられた・・・
  私もそれ以外に自発的にここを歌っていますと
  歌詞カードをしょちゅう指でお教えした。
  歌詞カードは見本をお送りしていたが、
  施設の方が紙3枚に縦書きにし、少しイラストを入れて
  準備されていた。感謝致します。)

3.楽器紹介
各楽器を上に上げて皆様に見て頂き、
楽器の大きさや音の違いを説明。
浜辺の唄の主旋律の一部を各楽器で演奏し、
その後全員で演奏するとこうなりますと説明し、
全員で演奏した。

4.「瀬戸の花嫁」:唄
昔、瀬戸内海の船でよくかかっていました。
小柳ルミ子さんの代表曲です。
お嫁さんが嫁ぐ気持ちと新しい生活への決意が歌われています。

5.「川の流れのように」:唄
美空ひばりさんの名曲。歌詞が良いですね。
シングルで出す際は他の曲の予定でしたが、
ひばりさん本人の希望でこの曲に変更されたそうです。
川の流れのようにおだやかに生きていく・・・
そんな生き方をしてみたいものです。

6.「千の風になって」:唄
愛する人に捧げる心の手紙です。
「千の風になって この大きな空をふきわたっています・・・」
良い歌詞ですね。
人生のすばらしさを感じる名曲だと思います。

7.「北上夜曲」
(歌って頂く予定だったが、歌詞カードに無く急遽歌なしで演奏。
 皆さんには歌い疲れたでしょうから、少し休憩して
 マンドリン演奏をお聴き下さいとお断りした。)
この曲は、昭和16年、戦争が始まる前に岩手の青年が作曲しました。
それが、全国に広められ、大ヒットとなった。
映画にもなりました。ヒロインは日活初主演の松原智恵子さん。

8.「青い山脈」:唄・・・終曲
「青い山脈」は、作者の石坂洋次郎さんが、
弘前の女学校の先生の時に、疎開中の女子学生達から聞いた話を
書いた作品です。
映画にもなりましたが、その3ヶ月前にできた歌もヒットしました。
作詞は西條八十、映画のヒロインは原節子さん、
その後、吉永小百合さんも演じられました。
(演奏を始めると、スタッフの皆さんが手拍子をして下さり、
 これに便乗して私も手拍子し盛り上がる。
 この曲はよく声が聴こえてきた。)

<アンコール>
(万一アンコールがあれば、浜辺の唄とメンバーには伝えていたが、
スタッフの方の要望で現実となる。)

歌詞カードで歌っていない浜辺の唄を歌いましょう。
唄の出るところは、私が合図します。

(全演奏終了後)
今日は皆様と楽しいひと時を過ごすことができて、
うれしく思います。
ありがとうございました。

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