ふと振り返ってみた、マンドリンとの出会いはいつだったのかと。
楽器に触れたのは大学に入ってから。
バイオリンをやってはいたが、オフコースや中島みゆきのファンだった私は
その日、近所の公民館のフォークギター入門講座を見に行くことにしていた。
大学の中央芝生で寝転んでいたら、きれいなお姉様が
マンドリンクラブに入らないかと誘いに来られた。
ギターはあるか、貸してくれるのかと聞いたら、
貸してあげるよという。
その言葉に乗って、中央芝生横の切り株で練習しているところを
見に行ったのが始まりだ。
しかし、もっと良く考えてみると、楽器を見たのはこれが初めてではない。
四天王寺前夕陽ヶ丘にある中高6ヵ年教育の大阪星光学院に
高校から入学し、勉強に付いていけずブラブラして歩いていた。
高校に入学したら、中学から上がった生徒はすでに
高校1年までの勉強を終わっていたので、大変だったのだ。
勉強もできず、仏教の土地である四天王寺を、
人間死んだらどうなるんだろうと考えながら歩いていると、
前から大阪女子学園高校の生徒がひょうたん型の黒いケースを
持ち歩いているのを見て、あれなんだろうと友人に聞いて教えて
もらったのが、そもそもの始まりだ・・・
大阪女子学園高校は1歳年上のアイドル河合奈保子が出た高校。
河合奈保子の熱狂的ファンであった友人に
マンドリンのことを詳しく教えてもらった。
その友人は学生時代スポーツの道にのめり込み、
マンドリンの話を聞いて、その後忘れていた私がマンドリンの世界に
のめり込むのだから、人生わからないものだ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿